大阪大学災害ボランティアサークルすずらん

すずらんについて

すずらんについて

代表挨拶針

 2011年3月11日東日本大震災の発災。途方もない現実を前に、被災地のために何かしたいという想いとは裏腹に、何をしたらいいのか、何ができるのか、何もわかりませんでした。同4月、私たちは何の知識も経験もないままに、想いだけを共有して、災害ボランティアサークルすずらんを立ち上げました。復興への想いを形に変えるために。

 設立より1年、すずらんは東北で、関西で、さまざまな活動を続けて参りました。被災地の復旧支援活動に留まらず、被災された方々に寄り添うことを信条として、長期にわたる復興支援活動にも携わっています。また、関西で被災地の状況や活動の状況を伝え、支援の輪を広げる活動も行っています。
 これら活動の中で、さまざまな人を、想いを繋いでいくことで、被災地の復興の一助となるとともに、今後起こりうる災害への備えとなるネットワークを形成していきたいと考えています。


 圧倒的な現実に、ただまっすぐに向き合っていたい。その上で、被災された方々に何ができるのか、真摯に問い続けていきたい。個々の学生ができることは限られています。しかし、多様な学生が集結し、それぞれがそれぞれに見ること、感じること、考えること、行動することを通し、またそれを共有しながら深め合っていくことで、被災地の復興を支えられると信じています。

 すずらんの活動は、皆様のご支援に支えられています。これまでご支援をいただきました皆様に改めて厚く御礼申し上げます。これからも私たちはご支援くださる方々の想いまで胸に刻み、その想いをお届けできるよう、被災された方々に寄り添い続けて参ります。どうか今後とも、私たちすずらんをよろしくお願い申し上げます。

2012年5月25日
大阪大学災害ボランティアサークルすずらん
共同代表 塩田朋陽

過去代表の挨拶はこちらをご覧ください。